ヤマザキナビスコカップ2014年準決勝1stlegガンバ大阪対川崎フロンターレ~ホームで複数点差勝ち!~

20141009YSC川崎戦
3冠を唯一狙える立場であるガンバ大阪。
それゆえに先日、劇的な勝利を飾った鹿島戦より連戦が続くが、連戦となるゆえにこのヤマザキナビスコカップ(YNC)準決勝1stlegでは是が非でも勝ちが欲しいところ。
相手川崎フロンターレは風間監督のサッカーが浸透してきているものの、代表招集により小林選手を、怪我のため司令塔の中村選手を欠く状況
「勝つしかない」理由が十分にそろった一戦となりました。

ガンバ大阪 3 – 1 川崎フロンターレ
得点者:【ガンバ大阪】米倉恒貴 選手(前半16分)
【ガンバ大阪】宇佐美貴史(前半28分)
【ガンバ大阪】パトリック 選手(後半4分)
【川崎フロンターレ】田中裕介 選手(後半47分)

先発メンバーはこちら

20140927フォーメーション

決定機をモノにしたガンバが勝つしかない1戦に見事勝利!

試合開始10分くらいはフロンターレ優位な立ち上がりから川崎ペースが続きました。
フロンターレの繋ぎを見ていると全員が遠藤選手のような判断力を持ったようなボール保持の仕方、そしてパス出し、受け方をしており、いつものことながらビックリさせられます。

しかし最初のピンチをどうにか回避すると、迎えた前半16分。左サイドから徐々に相手陣内に侵入していったガンバ。バイタルエリアで遠藤選手がパスを受けると、逆サイドPA角まで上がってきていた米倉選手の足元に「勝負しろよ」というメッセージを込めたグラウンダーのパスを送る
これを米倉選手がゴール隅にしっかりと蹴り込み先制点!となりました。

いつも思うのが、米倉選手があの位置まで進入してこれることって凄いな~と思います。
もちろん米倉選手の状況判断もあると思うのですが、この得点シーンでいうと阿部選手が中に絞って遠藤選手のパスコースに入っています。
で、空いたスペースに米倉選手が上がってこれるわけです。
阿部選手は今年に入って周りを使える能力、そしてボールの持ち方、出し方がとても良く、その上にハードワークが出来るというスペシャルな選手になっていますね。

先制点で勢いに乗っていた川崎Fの出鼻を挫いたガンバは28分には追加点。
カウンター気味に中央までボールを運び、パトリック選手が多少判断を誤ったところから宇佐美選手が「俺が決めてやる、任せろ」的(あくまで筆者の想像です)にボールをかっさらいカットインをちらつかせるドリブルで縦に突破し、シュートコースを確保したところで左足で対角にシュート
これがゴールに吸い込まれます

30分までに2点をもぎ取ったガンバ。これにより完全にペースを掌握します。というよりも川崎Fがこれに意気消沈、という感じでした。
ボールの出し入れは出来るものの、2、3人と連動して動くことがないためバイタルまで運ぶことが出来ず、ガンバの守備網に引っかかる、、、を繰り返していました。
これは小林選手がいないことが大きかったのでしょう。

ガンバも40分くらいからは無理をせず、前半から時間を使うサッカーに切り替え、ハーフタイム。

迎えた後半、川崎Fが立て直す前に古巣相手となったパトリック選手がトドメの3点目を流し込みます。
岩下選手のインターセプト → 阿部選手が前を向き → パトリック選手の前のスペースにパス
これを競馬でいう一完歩毎に競ったDFを引き離すパトリック選手のフィジカルによりGKと1対1状況となり、勝負あり
まさに試合巧者と呼べる追加点でした。

その後は連戦を睨んでか、得点を挙げたパトリック選手を早々に交代させ、阿部選手もお役御免。
79分には宇佐美選手に代え明神選手を投入し、締めにかかりました。

が、アディショナルタイムにはCKから田中選手のヘディングにより失点を許してしまいました。

最後の最後で失点は喫したものの、序盤の相手ペースを耐え、こちらの決定機は確実にモノにするという長谷川監督の狙い通りのサッカーが出来たのではないかと思います。

★このゲームのワンポイント★
宇佐美選手の個人技です。
川崎フロンターレのサッカーを毎試合フルで見ているわけではありませんが、攻撃は「取られない」「確実に1枚ずつ守備人数を剥がしていく」ということが徹底されているものの、守備時は俗にいう「一発で取りに行く」というシーンが目立ちました。
「そう見せかけておいてコッチに出すのだろう?」的な守備の構え方をしていたため、宇佐美選手クラスになるとその逆を取るのがお手の物!という感じで、彼からフィニッシュまでの絵をガンバ攻撃陣は描いていたはずです。
※他のチームであれば宇佐美選手がボールを持ちそうな時に数人かけて足元に刈りに行くのに対して、川崎Fは宇佐美選手がトラップする方向やパスを出す方向を事前に読んでキレイに取ろうとしていたため、彼がそれを読み、前を向くシーンが多かったな~と体感ながら思いました。

★ガンバ大阪 プレーヤー個人採点★

GK東口選手:6.0
失点シーンはノーチャンス。それ以外も変わらない安定感を発揮。パス回しに参加するシーンもさすがです。

DFオジェソク選手:6.5
守備はもう安心して見ていられます。次は中にカットイン、もしくは藤春選手のような縦突破からのチャンス創出を武器にしようという意識が感じられました。
あなたの位置からカットインしていければチャンスが作れそうです。大森選手との距離感が微妙なシーンが結構見られたので、そこも含めて改善が必要ですね。

DF丹羽選手:6.0
鳥栖戦、川崎F戦から見て、あなたと岩下選手はフィジカル系1トップは得意ですね??
今日は完璧な仕事だったと思います。

DF岩下選手:6.0
倉田選手からのふんわりパスをヘディングした時は照明が目に入って判断を誤ったのでしょうか?
あれを決めてたらカッコよかったっす!

DF米倉選手:6.0
得点シーンはさすが元MF!という積極性でした。
あと90分、質の高い上下動を見せてくれました。
が、川崎Fの選手のような判断力が欲しいです。まだ狭いところでボールが来た時に後手後手になっちゃってます。

MF今野選手:6.0
今日もしっかり相手に仕事をさせない「The守備的MF」の仕事を完遂しかけました。
最後のCKだけは止めてほしかったです(>_<)

MF遠藤選手:6.0
なんか最近、1試合1アシストは当たり前ですね(笑)
ただ一本だけ不用意なバックパスで被決定機を作ってしまいました。
あとセットプレーからのゴールは辛い時に取ってあるんですよね??

MF阿部選手:6.5
ここ2試合、個人的には彼らしくないかな~というプレーぶりだったのですが、今日は良かったです。

MF大森選手:6.0
結構、戻ってきてますね!あとはゴール前まで顔を出すだけですね!!

FW宇佐美選手:6.5
得点にはなりませんでしたが、1本目のシュートシーンも「宇佐美ゾーン」ですよね?
得点のにおいがしました。
今日くらいのプレッシャーであれば少なくとももう1点は欲しいです!!だってガンバの至宝ですから。

FWパトリック選手:7.0
放出されてしまった古巣に見事リベンジを果たしました。
ただ前回は得点した宇佐美選手からのグラウンダークロスに合わせられませんでした。。

<途中交代プレーヤー>

FW倉田選手:6.5
徐々に先発で出ていたころの調子に戻ってきたな~という印象を受けました。
次はターンオーバーで先発でしょうか。結果を残してくれること、期待してます。

MF佐藤選手:5.5
クサビで受ける形はできているものの、もう少し裏抜けのチャレンジをしてほしいかもです(偉そうにすみません。。。)

MF明神選手:5.0
久々の出場となりましたが、ロストシーンが目立ちました。
ですがここぞという時に頼りになることわかってますのでこれから大事な試合が続きますから期待してます。

3-0であれば次は主力を休めさせることが出来たかもしれませんが、「3冠取るために油断するな」とサッカーの神様が言っているのでしょう。
この連勝の勢いを止めることなく日曜日も等々力で勝利を!!


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