顧客満足度を上げる営業方法とは!?

以前より少し触れている感動創造(共創)営業について

今日はテクニック的な観点から掘り下げてみます。
感動というのは皆様がお客様に実施したり、提供したサービスが

お客様の求めていた期待よりも大きかった場合に生まれます。

イメージで言うとこんな感じです。

 満 足
  ↑
  ↑    ← ★思っていた以上に「良かった」と思われる。
  ↑       ここの大きさによって『感動』が生まれます。
  ↑
 期待値(=実施、提供したサービスや製品に対して、買う前の期待)

これが・・・

 期待値
  ↓
  ↓    ← ★思っていたより「よくない」と『不満足』が生まれます。   
  ↓
 不満足(不満)

こうなってしまうと、不満を生んでしまうこともありえます。

このように事前にお客様が皆様のサービスや製品に対して

どのような『期待』を抱いているかを把握しておくことが

「感動を生む」ためにはとても大切です。

では、感動を生むために営業パーソンが出来ることと言ったら何があるのか、

を考えてみると・・・・
『お客様の期待値を過剰にまで押し上げないこと』です。

言い換えれば、

『お客様の期待値を少しばかり下げておく』という努力が

営業パーソンの腕の見せ所です。
1つ実例を挙げますと、先日、私が家にいる時に宅配ピザを頼んだ際、

「今、少し混雑していて、1時間くらい掛かってしまうかもしれません。」

と注文前に言われました。

これがポイントです。結局、私は頼んだわけですがこれがもし2時間かかります、

と言われていたら断っていたかもしれません。

しかし、1時間なら「別にそれくらい大丈夫か」となったので、注文しました。

そして、実際には30分くらいで到着したのです。

そうすると・・・

「思っていたよりも早く届けてくれたじゃん、やるな、ピ○ーラ」

となり、少しばかりでも満足度が上がるわけです(笑)

こんな感じで、断られないギリギリのレベルであらかじめ

・(使う、提供される前の)サービス・製品の品質
・(見積を出す前の)コスト感
・(受注前に告げる)納期

を下げておくのです。

これにより実際に提供してもらった際には

「あらかじめ言われていたモノよりもいいじゃん」

というプラスアルファの満足を生むことが可能となります。

今日はちょっと長くなってしまったので、ここまでとしますが、

今日の話は感動を創るための営業ではなく、

正確には『顧客満足を押し上げるための営業』です。

顧客満足度UPはテクニックだけで多少なりとも実施することが可能ですが、

感動を創る営業(私は感動共創営業と言ってます)を実践するためには

心構えと経験が必要になります。

このあたりについては明日以降触れて参ります。
【質問】お客様の期待値を掴んでいますか?
私は過剰なセールストークが好きではありません。

私が以前勤めていた会社の製品分野で、よく

「絶対に売上が上がるシステム」的なことを謳っている

会社があったりしますが、

そんなシステムがあれば数百社どころか数万社が既に

利用しているはずです。

私が取り扱っていた営業支援システムという製品はお客様の努力もあってこそ

売上UPを支援できるシステムです。

お客様の売上サポートを実現できるであろう自信は

持つべきですが、過度なまでに言い切ることは

出来ないはずですよね。

最後はなんだか不満っぽくなっちゃいました(^^;)


営業マンとして予定を書き込むことの大切さ

私は全く売れない営業マン時代に上司から

「おい、再来週の商談の準備はどうなってる!?」

といった具合に2週間以上先の商談について

よーーーく注意を受け、たいてい準備が出来ておらず

ドヤされてました。

「本部長よ、2週も先のこと、まだ考える暇も余裕もないよ。。」

というのが当時の正直な心境でした。
が、最近になってよーーーーやく数週間先から段取りすべき

重要性が気付けてきました。

大事な商談の日時(アポ)をスケジュール帳に入れておくことは

当時から当然していたのですが、今は、その予定を書き込む際に

『そのために準備すべきこと』もスケジュールに記入するように

しています。

たとえば来月、大切な商談が入ったとしましょう。

そのためにやるべきことは・・・・

・資料の用意
・当日の商談環境の確認(お客様の参加人数、プロジェクター用意など)
・商談ストーリーの策定
・上司を同行させるべきか判断  などなど

いくつか出てきます。

ここまでのことをたいていの営業マンは考えているはずです。

大切なことはこれらを「予定表やスケジュール帳に記入する」という

ことです。

この作業を1つするだけで、たとえば上述の「資料の用意」を

アポ2週間前の日付でスケジュール帳に書き込んでおくと

「そういえばこの要件についてもう少しヒアリングが必要だな」

「当日、先方の●●部長が参加すると言ってたけど、
 どういった提案が好みなのか担当の◆◆さんに聞いておいた方がいいな」

という具合により細かな準備が必要であることに気づけるはずです。

この詳細の準備を『アクションスケジュール』と私は呼んでいますが

あくまで私の場合は予定が近くならないと気付けないのです。

アクションスケジュールを炙り出すために事前準備のスケジュール

を書き込むようになった、というわけです。

マネージャーの時には部下にも商談に対する大まかなスケジュールを

共有できるようにし、準備の予定が迫った時に一緒にアクションスケ

ジュールを洗い出すということをして商談準備の質を高めるように

しました。

当日になって

「お前(部下)、なんでこんな準備しかしていないんだ!
 これじゃあ今日の商談、うまくいくはずがない!」

とかって言いたくないし、それって上司としてのマネジメント不足

ですよね?
【質問】商談だけでなく、準備の予定もスケジュール帳に書き込んでますか?

 

いまさら当たり前のこと言うなよ、とか

そこまでやらないとできないなんて処理能力が低すぎる、、という意見も

あるかと思いますが、

ごく普通の営業マンである私にとっては大きな気づきだったので

恥ずかしいものの当たり前の話を書いてみました(^^;)


社長という最後の武器

私が以前勤めていた会社の直属の上司(私は彼のことを

勝手に師匠と呼んでいるのですが・・・)はとても社長の

使い方が上手でした。

「社長、今回の案件、ほぼウチの会社で決まりなのですが
 費用面でちょこっとだけゴネられてます。ビシッと
 決めてくれませんか?」

という具合に営業(商談)クロージングにおいて微妙な

シチュエーションの時には社長同行という最後の武器を

使って、バシバシ決めていました。
しかし、社長が自分の好みで

「よし、●●君、今日の案件は同行するぞ!」と

急に言い出したりもするというシーンを、

これまで私が携わった企業ではよく見てきました。

商品説明フェーズとかで社長が一緒に行ってしまうと、

営業マンからすれば「社長の特別性」という武器を

後の商談フェーズで使えなくなってしまいます。
「営業マンの僕でも10%値引きすれば決まるかもしれないが
 社長に同行してもらって『では5%引きましょう、買って
 頂けますか?』と言ってもらえればそれで決まるかもしれない」
といった感じに「社長にしかできない意思決定」「社長だからこそ
お客様に迫れる一言」という武器はシーンを選びます。
なので、

・営業マンは社長という武器をどの商談フェーズで利用するかを
 商談(案件)単位で考えること
・社長は自分の特別性を理解する(営業マンに理解させる)こと

が大切です。
ちなみに私の知り合いのコンサルタントの方は1人で営業とコンサル

をやっています。

営業時、アポ取りと最初の訪問(初回訪問)までは女性事務員に

段取りさせて、最初の訪問時も女性事務員から

「弊社のコンサルタント●●です。□□という実績があり、御社の
 お役に立てると思います」

といった『演出』により、1人であっても自分(社長&コンサルとして)

の特別性を出す工夫をされています。
【質問】社長や上司を使う商談フェーズが明確ですか?
あと、たまにはほぼ決まりかけの商談にも社長を連れていって

あげてください。

キツイ商談ばかりでは社長といえどもストレスが溜まるはずなので(^^;)


クレーム対策でファンを創出!?

先月、雪が降った日に

妻がネットスーパーでその日の夕飯の食材を

発注した際のことです。

※ネットスーパーとは午前中にWEBから注文すれば、
 夕方には食品や生活用品などが自宅まで配送される
 ネット型スーパーマーケットのことです。
 私の家ではイトーヨーカドーのサービスを利用してます。
 http://www.itoyokado.co.jp/net/

夕方、発注していたものが家に届きました。

そうすると妻が「食後の楽しみにと注文したポッキーがない!」

と気づいたそうです。

で、ポッキーのお代だけ精算しておいてもらおうと

カスタマーセンターに電話すると

「誠に申し訳ありません。今からお届けにあがります!!」

と言うのです。

こちらとしては「いやいやポッキー1つだし、何だか申し訳ないので

届けていただかなくて大丈夫ですよ」という応対を繰り返した

のですが、断固として「申し訳ありません。今からまいります」

というスタンスを崩さなかったというのです。
私はこの話を聞いて、ヨーカドー(セブン&アイ)恐るべし!

と思ったことはもちろん、クレームというか商品やサービスの

不良発生時にはつくづく初動が大切なのだなと改めて考えさせ

られました。

お客様から

・買った商品の調子が悪いんだけど・・・・

・簡単だ!って言うから契約したけど使いづらくて・・・・

こんな感じにクレームの火種がちょっとでも挙がってきた瞬間に

どのように対処すべきかを社内共通ルールとして決めておく

とクレームで大やけど、、、には発展せず、むしろ

「●●社(皆様の会社)は迅速な対応をしてくれた、

とても良い会社だ!」とファンになるキッカケになるはずです。

【質問】クレームになりそうなクレーム(?)の対処方法が
    社内で共通ルール化されてますか?

クレーム対応の原則として「3現主義」というものがあります。

現場 ・・・問題発生箇所(場所)
現物 ・・・問題発生源(問題が発生した商品・サービス)
現実 ・・・問題進行状況

この3つを売り手側が出来るだけ早く抑えることで、最善・最速の

問題解決を打てるというものです。

以前の会社で「システムがどうしようもなく遅いんだけど!」と

クレームが入った時に当時の上司にこの指導を受け、それ以来は

夜だろうが休日だろうが関係なく「今からもしくは明日、伺います!」

と現場・現物・現実を把握しに行くようになりました。
※結局、そのクレームは大事になることなく解決できました(^^;)


質問会話術

20150120ブログ

いきなりですが、私はビジネスマンとしての会話が苦手です。

正確にはちょっと前まで苦手意識を持っていました。

それは・・・

「大川って何にも引き出し持ってない薄っぺらいビジネスマンだな~」

と思われるのにビビッていたからです。

要するに「カッコ悪く見られたくなかった」ということです。

昨年くらいから素のままの自分でいいじゃん、

背伸びしたってしょうがないし、と吹っ切れたので

あまり気にしなくはなってきましたが、今も心のどこかでは

苦手だな~、かっこ悪く見られたくないな~という意識を持ってます。

なので、様々な引き出しを持っていて、こちらが尋ねることに

的確に回答やアドバイスをしてくれたり、している人を見ると

憧れてしまいます(^^;)

そんな私ですが、カッコつけ時代に身に付けた会話テクニックに

『質問会話術』というものがあります。

そう、自分の発言は全て質問で返すのです。

「私は●●と考えていますが、□□さんはどのようにお考えですか?」

「僭越ながら御社の場合、このようなビジネスモデルにした方が
 良いと考えているのですが、□□さんは将来的にどうしていきたい
 とお考えですか?」

こんな感じに自分の意見を超控えめに述べながら質問で発言を

終わらせると、相手(お客さんやビジネスパートナーや時には上司)

から意見がどんどん出てきます。

そして相手の事情を把握したり、最も興味を持っている点を掴み、

更に質問会話術を重ねて話を深めていくという方法をよく使ってます。

これは私が相手が喜んでくれるだろうと思える絶対的な情報価値を

持っていないがゆえの方法です。

つまり、自分(大川)がショボいからなのですが

こうやって話をしてもらえる方法を取っていくと

相手の持っている情報価値を

自分に取り込むチャンスにもなっていきます。

相手の情報を自分に蓄えて自身を成長させていく、

ということをしているわけです。

そして何よりその場の会話が盛り上がります。

だって相手の興味を惹くポイントに質問返ししていっているわけですから。

なんてイヤらしいテクニックでしょうか、

大川の人間性が垣間見えますね(^^;)

【質問】会話の中で質問を重ねてますか?

今後、大川と会った時に「確かになんて質問が多い奴だ!(怒)」とは

思わないでくださいね(>_<)


お客様は恋人であり友である!?

今日は営業の「質」の話です。

私が営業マンとして売れていない時代、お客様との商談を「仕事」と

割り切ってました

「仕事」なので出来る限りはやく(商談を)切り上げたい

「仕事」なのでウチの製品が売れればいいので、それ以外はどうでもいい

「仕事」なので決定権者(大体社長)以外の会話は上の空

文字にしてみるとなんてヒドい奴だって感じですね・・・orz。

でもこれが当時の私の姿というか営業スタイルであったことは事実です。

で、売れてなかったわけです。

そんな私がスタイルを改めることになったキッカケが

当時の先輩社員から次のような指導です。

大川な、営業ってのは恋愛と一緒やで。
 気に入った娘(見込先企業)に自分(自社)がどれだけ
 イイ男(商品&営業マン)かをアピールせなアカン。
 けどアピールする前に恋愛ならしてることがあるやろ?
 ※大阪に転勤していたため、この先輩は関西の方でした。

・・・・・そうなんです。

私がやっていたことは通り一辺倒の自分PRばかり。

恋愛ではこんなことしませんよね?

好きになった人がどんな趣味だったりライフワークを送っているのかを

知りたくなり聴くのが当然ですよね?

趣味とか好きなスポーツとかをふまえた上で自分をPRするはずです。

しかし営業だとやっていなかった。(やろうとしていなかった。)

ここからはお客様のことを『知る』姿勢とテクニックを磨きまくりました。

そうするとお客様が何かとお困りになられた際にお声掛け頂けるように

なりました。

これにより提案の機会が増えたことが言うまでもなく、

また、お客様を紹介してもらえる機会までも増えました。

以来、お客様は「恋人」であり「友」として接するのが私のスタンス

となりました。

【質問】お客様のこと、どこまで知っていますか?知ろうとしてますか?

スタンスを変えてからは営業が「仕事」ではなくなり「友達・恋人作り」

になったため、大変とかシンドイといった負の感情は徐々になくなって

いきました。が、商談時間が長くなり、量をこなせなくなったのは

ちょっと困った点でした(^^;)


感動を創る営業 ~お客様とは同志になれ!編~

お客様が目標としている姿、「目標像」を聴き出すことがお客様に感動してもらうための営業の第一歩であると前回申し上げました。

今回は「そんなこと既に実践済みだよ!」と思われた方に向け、更に一歩踏み込んでいきます。

目標像を確認する、というのは実は第一ステップで、本メルマガをご覧の皆様には(第二ステップとして)・・・

目標像を協同作業により創造すること

を目指して頂きたいと思っています。

何故、目標像を新たにお客様と営業パーソンが一緒になって創る必要があるかといいますと、目標像を確認するという行為だけでは現状の悩みを解決するだけでしかありません。

それで十分じゃないか、というお声も聞こえてきそうですが、皆様、想像してみてください。
お客様が今、既にお持ちの目標像というのは現状のお悩みや不満、お困りごとから派生した目標像です。
それに対して、目標像を一緒に創造することを出来たとしましょう。

そうするとその目標像というのは今の悩みや不満を通り越して・・・

確かに○○さん(営業パーソン)と考えたような目標が達成できたらどんなに素晴らしいことだろう

という風に新たな目標像を一緒に創ることが出来れば『ワクワク感』『新たな期待感』も創られていくこととなります。

そうすると、その新たな目標像を達成するために必要な製品やサービスを買おうと思った時には一緒に目標像を創った営業パーソンとしか出来ないわけです。

例を挙げればこんな感じです。

◆通常の目標像の確認
「3カ月で5kg痩せたいので、器具を購入してトレーニングしたい」

これが課題。これを掘り下げるために更に話を聴いていくと・・・

「女の子にモテるために痩せ形体型になりたいから器具を購入してトレーニング
したい」

これが現状の目標像(本音)。

◆新たな目標像の創造
「3ヶ月で5kg痩せたい」

「女の子にモテるための痩せ形体系になりたい」 ←女の子にモテるためであればもっと方法があるはず。お客様と一緒に考える

『今の時代、痩せ形が特にモテるわけではなく、20代女性にウケる髪型とファッションを身に
付けるだけでも十分モテる(はず)』     ←★新たに創った目標像

上記はあくまーーーーで一例です。それもとてもとても拙い小手先の事例で恐縮ですが、このようにお客様の状況や世の中の時流、そしてお客様のお客様(上記例で言えば女の子)のことを考慮して、お客様が現実的に目指せる新たな目標像を一緒に創ることが出来れば、お客様は
「じゃあ、あなた(営業パーソン)にお願いしたい」となるはずです。

この営業手法こそが私の掲げている『感動共創営業』です。
私自身まだまだ未熟で出来ていない営業シーンが大半ですが・・・・。

新たな目標像を一緒に創るために、時にはお客様が「○○で困ってるんだよねー」と仰れ、そのお困りごとが皆様の製品やサービスでドンピシャに解決出来たとしても、『本当にそれはすぐに解決すべきことですか?』ぐらい言い放って、新たな目標を創っていく努力をしましょう。それが実践出来たときにはもう、競合他社と比べられることはなくなっていると思いますよ♪

【ブログ後記】

感動共創営業に思い至った経緯として、新卒で入った会社の上司からいつも同行の後、
「お前の提案には夢がないねん!」
「なんで困っていることばっかり聞くねん!」
「お前自身、困っていることばっかり聞いてもワクワクせえへんやろ!」
とご指導いただきまくったことがキッカケです。

覚えの悪い私は未だに実践出来ていませんが。。。
ちょうど先日も相談に乗っていただいたコンサルタントの方に「ワクワクしない提案だな~」と言われてしまいました。

営業は深い(>_<)


感動を創る営業

20141023ブログ投稿用

先日、とある雑誌で三越伊勢丹ホールディングス社長の大西氏が下記のように述べていらっしゃいました。

(以下、月刊誌 致知より引用)
「私は先代の武藤さんの生前にずいぶんいろんなことを教わりましたが、彼はお客様に満足していただくレベルから、期待を上回る価値を提供して感動していただくレベルを目指すとおっしゃっていました。ブランドの創造とはお客様の感動体験の創造だと伺って、私は深い感銘を受けたわけです。」

期待を上回りことで感動を創るということを三越伊勢丹では目指しているというお話ですが、営業パーソンはこの文中の『期待を上回る価値を提供』という点を深く考えていかなければならないと私は思います。
つまり・・・・
・お客様はどのような製品、サービス品質を当社に期待するのか?
・どれくらいの価格であれば納得して購入頂けるのか?
・いつまでに納品すれば喜んでいただけるのか?
このように品質価格納期それぞれでどれほどの期待をかけられているのかを営業活動中に把握することが営業パーソンには求められます。
いわゆる「QCD(Quality、Cost、Delivery))の見極め」です。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは前回「顧客満足度を上げる営業方法とは」で触れたことですね。

このQCDについては前々回にも触れていましたが、その際に「お客様が望むQCDを把握すること自体が難しいんだよ~~、具体的にはどうすればいいの?」というご質問を頂きました。

結論から申し上げます。
私がこれまでの経験から言うと・・・・
お客様が成りたい像、この製品を買ったらこんなイイことが待っているはずという想い
といったお客様が頭の中で描かれているものをあの手この手で聞き出すことです。

私はこのお客様が求める像を「お客様が目指すべき(目指している)目標像」と名付けています。

営業パーソンはこの目標像を聴き出すわけです。

私は売れない営業パーソン時代に、、、
「どういった仕様をご希望されますか?」
「どれくらいの価格であればご検討いただけますか?」
といった具合に目標像ではなく、あくまでお客様が「買いたいモノ」の性能や価格のみの話をしていました。

ではなく、その製品やサービスを購入して、どんな心地よい未来や目標を描いているのかをまずは聞くのです。
その後にその道のプロとして「だったらこの製品やサービスがピッタリです」と自信満々に提案するのです。

営業コンサルタントや講師がよく「営業は話すよりも聴きなさい」的な話をなぜ口をそろえてするのかというと、全ては目標像を把握するためだと私は思っています。

感動を創る営業を実践するための第一歩は
目標像を聴き出すこと
です。

是非、皆様トライしてみてください。

次回は更に1歩踏み込んでいきます。
(これを私に語らせたら長いので(笑)、あと次回も感動営業について書いていきます)

【ブログ後記】

今日の内容を書いていて、結婚、恋愛と一緒だなーって思いました。

相手が抱く、築きたい家庭や未来、生活のイメージを聴き出して、そこにピッタリである自分をPRしていく、というお見合い(恋愛)もまさに営業と一緒で、自分の良いところばっかり話してもダメで、趣味とか特技とかこれまでの生い立ちとかを上手にヒアリングしていき、最終的にはどのような未来を描いているかを
把握しなければなりませんもんね。

良い(?)恋愛・結婚も、良い取引をすることも同じということですかね~~。


顧客満足度を上げる営業方法とは

20141021ブログ投稿用

以前より少し触れている感動創造(共創)営業について今日はテクニック的な観点から掘り下げてみます。

●感動とは

感動というのは皆様が実施したサービスが実施に対してお客様が満足した時点でのギャップの大きさから生じます。
イメージで言うとこんな感じです。

満 足

↑    ← ★思っていた以上に「良かった」と思われる。
↑       ここの大きさによって『感動』が生まれます。

期待値(=実施、提供したサービスや製品に対して、事前に期待してること)

これが・・・

期待値

↓    ← ★思っていたより「よくない」と『不満足』が生まれます。

不満足(不満)

こうなってしまうと、不満を生んでしまうこともありえます。

このように事前にお客様が皆様のサービスや製品に対してどのような『期待』を抱いているかを把握しておくこと「感動を生む」ためにはとても大切です。

では、感動を生むために営業パーソンが出来ることと言ったら何があるのか、を考えてみると・・・・

●感動(満足)を生むために営業パーソンに出来ることとは

お客様の期待値を過剰にまで押し上げないこと』です!
言い換えれば、
お客様の期待値を少しばかり下げておく』という努力が営業パーソンの腕の見せ所です。

●ピザ屋さんの例

1つ実例を挙げますと、先日、私が家にいる時に宅配ピザを頼んだ際、
「今、少し混雑していて、1時間くらい掛かってしまうかもしれません。」
と注文前に言われました。
これがポイントです。結局、私は頼んだわけですがこれがもし2時間かかります、と言われていたら断っていたかもしれません。
しかし、1時間なら「別にそれくらい大丈夫か」となったので、注文しました。
そして、実際には30分くらいで到着したのです。
そうすると「思っていたよりも早く届けてくれたじゃん、やるな、ピ○ーラ」となり、少しばかりでも満足度が上がるわけです(笑)

こんな感じで、断られないギリギリのレベルであらかじめ
・(使う、提供される前の)サービス・製品の品質
・(見積を出す前の)コスト感
・(受注前に告げる)納期
を下げておくのです。

これにより実際に提供してもらった際には「あらかじめ言われていたモノよりもいいじゃん」というプラスアルファの満足を生むことが可能となります。

今日はちょっと長くなってしまったので、ここまでとしますが、今日の話は感動を創るための営業ではなく、正確には『顧客満足を押し上げるための営業』です。

顧客満足度UPはテクニックだけで多少なりとも実施することが可能ですが、感動を創る営業(私は感動共創営業と言ってます)を実践するためには心構えと経験が必要になります。このあたりについては次回以降触れて参ります。

まずは皆様、過剰なトークを控え、あえてギリギリの話を切り出して事前の期待値を下げてみるトライをしてみては如何でしょう?

【ブログ後記】

若かりし私は(といっても今もまだまだペーペーですが・・・)お客様の事前の期待値を考えることなく、、、、
「ウチの製品を導入頂ければ劇的に良くなりますよ!」
「すぐに御社にピッタリなご提案を考えて資料をお出しします!」
「(事前確認もせず)すぐに納品できるはずです!」
と受注のためのセールストークばかりでたとえ受注出来ても継続的な取引につながらなかったり、クレームが発生したり、ということがよくありました。

皆様にもそういった失敗談があれば具体的な事例を大募集していますので、教えてください!


営業パーソン的文章術とは

20141008ブログ投稿用
この「楽しくラクな営業へのチャレンジ」ブログは私の営業人生で初めてのブログです。
書き始めてから、なんだかんだ約1カ月。
ほぼ毎日継続してブログを書くことが出来たな~っと自画自賛してあげたいです(笑)
「そんな低品質の内容で何を言ってるか!」 とか
「たまに書いてないじゃん!」 というお声が聞こえてきそうです
が、このブログを1回でもご覧いただいた方と実際にお会いすると、
あのボリューム書くの、結構大変でしょ?どれくらい時間掛かってるのですか?』とご質問を頂くことがございます。

正直あまり考えて書いておらず、書きたかったり、パッと思いついた内容をダラダラ書き綴っているだけなので最大でも30分、大体15分程度で書き終わります。

たまに思いついた内容を詳しく調べたくなったりしまって、ネットサーフィンに明け暮れる、、、ということもありますが、原則30分以内で書き終わることを個人的なルールと定め、直感のままに書いています。

で、約1カ月やってきて、文章を書く、ということで気付いたことは、
1つの事象、テーマを・・・
・具体化だったり、詳細化だったり、膨らますだけ膨らませること
・膨らましまくったものを抽象化してシンプルにすること
この2つの作業の繰り返しである程度文章というものは形になるのだなー、ということでした。

今日もそうですが(笑)、私の場合はテーマから枝葉を思いついたままに拡げていって、オリジナリティ且つ読み手の皆様に喜ばれるようなところが見つかるまでテーマを拡散させていきます。

そして急所が見つかったら、今度は構成を考え具体化と抽象化を繰り返し文にしていく、という感じです。

たとえば私の大好きな「サッカー」というテーマで何かを書きなさいとなった時には以下のように考えていきます。
※注 単純にサッカーの話を拡げていくだけでなく、ビジネス視点で発見があることを文章にすることを考えたときの私の頭の中の遷移です。

・サッカー
↓ 今年、盛り上がって、一般的に知られている事象ってなんだっけ?
・本田圭祐選手がACミランに移籍
↓ なぜ、移籍出来たのか?
・本田選手が凄いところってなんだろー
↓ WEBで検索(約2分)
小学校の作文を発見
************************************
ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。

世界一になるには世界一練習しないとダメだ。だから今ぼくはガンバっている。
今はヘタだけれどガンバって必ず世界一になる。

そして世界一になったら大金持ちになって親孝行する。

Wカップで有名になってぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。
************************************

これは営業パーソンの目標達成やビジネスマンの自己啓発としてビジョンといった話の事例として使えそうだ!

てな感じです。

今日なんかは長くなってしまいましたが、このメルマガも出来ればもう少し短く、しかし中身はよりレベルの高い最新の営業手法や情報、気づきを皆様に与えられるものを意識し、引き続き書いてまいります。

具体化してシンプルに、と言いつつこれまでのブログの中で一番の文章量になってしまいました。。。

【編集後記】

サッカーは観るのも、やるのも、マンガを読むのも、選手の自叙伝や雑誌を読むのも大好きです。
最近は本田圭佑選手ですが、最近読んだ中ではガンバ大阪の元社長の金森さんの本が面白かったです。

P・Fドラッカーの言葉が要所要所に出てきて、やっぱりプロサッカークラブの運営もビジネスマインドの上で成り立つものだと再認識できる本でした。オススメです。