「“楽・ラクな”営業へのチャレンジ、失敗と成功」略して楽チャレ。
本ブログではITを用いて営業革新を提案している私が提案現場で起こった企業
の悩みやその解決方法、最近の営業パーソンの活動傾向、ここまでやっている営
業パーソンがいた!という発見などをお伝えします。
第1号の今回はいきなりこのブログの核心的なテーマですが、
営業が楽しいかどうか、です。
結論、楽しく営業をやることは中々困難なことだと考えています。
しかし『気持ちを「楽(ラク)に」営業活動すること』は可能であると信じています。
・押し込んででも、売らなきゃ。
・(競合)他社にだけは逃がすものか。
・もっともっと訪問数を増やさなきゃ。
営業パーソンたるもの、このように考えたことは営業人生の中で1度はあるはずです。
※ちなみに私は1度や2度じゃすまないくらい(むしろ常時!?)、その衝動と
いうか強迫観念にかられていたことがあります。
このような考えに駆り立てられている時、営業の仕事が辛い・きつい・厳しい、と
皆さんご自身の中で形成されていくのではないでしょうか?
しかし私は「売らなきゃ」「何が何でも売ってやる」という意識を持つことを否定
するわけではありません。むしろ辛い、きついといった思いを抱かず、『売る』こ
とに強い想いを持つ営業パーソンはきっと凄腕だろう、と考えています。
ここでちょっと視点を変え、デキる(高い成果をあげる)営業パーソンについて考えて
みると、デキる営業パーソンは2通りのタイプがあると考えていて・・・
1:上述のような売上、売ることに対して異常なまでの執念、執着心を持っている
タイプ
2:自分が嫌いな・苦手なことからは逃げて(正確には避けて)創意工夫により、
他者を圧倒する力を身に付けるタイプ
先にも挙げたとおり1は才能ではないでしょうか。
コンサルタントの方はよく「目標に対しての愚直な努力が他者、そして他社と差を
付ける」というようなことを仰られていますが、それが出来たら皆、例えば大学
受験に置き換えると早稲田、慶応、それこそ東大、京大に入学出来るわけです。
1のタイプにはこの愚直な努力が出来る営業パーソンが多いはずです。
でも、そのような能力・才能はないけど、出来ればもっと売れるようになりたい、
売上を上げたいと考えることはどの業界の営業パーソンでも共通のはずです。
そこで私、平凡な営業パーソン大川が、注目したいのは2です。
次回は2の実例を挙げながらいかに「楽しくラクな営業」を実現するかをお伝えします